主な診療内容

腎臓内科

当院腎臓内科は、急性または慢性糸球体腎炎(慢性糸球体腎炎とは、急性発症に引き続くか、蛋白尿もしくは血尿が偶然発見され、少なくとも1年以上にわたり持続する病態とされています。)の治療、成人の8人に1人は慢性腎臓病を患っているとされておりその治療に当たります。腎疾患の患者様は、何も対策をせずにそのままでいると、腎死に至ったり、脳血管障害、心筋梗塞等の血管イベントを患ったりします。腎疾患は早期診断早期治療が重要であると考えられており、また、食事療法、薬物療法、生活習慣等、腎臓病に対する日々生活の実践が重要です。現在腎疾患の病態の解明が進み、治療法も確立されつつあります。患者様は腎臓病を理解し上手に付き合っていくことにより病気の進行を遅らせ、透析療法、脳血管障害発症を抑えることが可能になってきています。

医師のご紹介  外来診察表

当科では下記の治療を行います

慢性糸球体腎炎

糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、急速進行性糸球体腎炎、ループス腎炎などに対して積極的に腎生検を行い、治療方針を決定していきます。これらの疾患に対するステロイド剤や免疫抑制剤を用い治療を行います。糖尿病、全身性エリテマトーデスや強皮症などの膠原病で腎症を発症した場合には、各科と連携を取りながら当科で治療を行います。
※腎生検入院(5日間)

慢性腎臓病教育入院

当科では慢性腎臓病教育入院を通して看護師、薬剤師、栄養士による、具体的な指導を行っています。

  1. 腎機能障害の進行を緩やかにする
    末期腎不全への進展を阻止することを目標に治療を行います。
  2. 心血管疾患の発症を予防する
    心血管疾患発生の危険因子である慢性腎臓病の進展を遅らせ、心血管疾患の発症を予防することを目標に治療を行います。
  3. 腎臓病との付き合い方を習得する

急性腎不全、電解質異常

電解質(Na、K、Ca)代謝異常、高血圧、急性腎障害の病態の解明と治療にも力を注いでいます。

医療関係者の方へ

下記のような所見が診られれば外来受診を勧めてください。

  • 二次検診で血尿、蛋白尿を指摘された時
  • 肉眼的血尿、浮腫
  • 腎機能が急速に低下した場合
  • 関節痛、発熱が持続する場合
  • 蛋白尿、血尿の患者さんに腎生検が必要と考えられる時期
  • 腎機能障害の原因が明らかでない場合
  • 尿所見は陰性であるも腎機能障害が疑われる場合
  • 慢性腎不全の保存療法期間に腎機能障害が急速に進行した場合
  • 反復性の膀胱炎や腎盂腎炎が疑われる場合

宜しくお願い申し上げます。