平成29年度採用初期臨床研修医募集

※募集は終了しました。

平成29年度採用の初期臨床研修医を募集します。下記募集要項を参照下さい。

病院見学のご案内

岡山赤十字病院では、各診療科の見学を随時受け入れております(土日祝日、病院休診日除く)。
見学をご希望の方は、希望診療科、希望実習内容、希望日時(3日ほど)をお知らせの上、
人事課までE-mailでご連絡ください。追ってご連絡させていただきます。
E-mail:jinjika@okayama-med.jrc.or.jp

医学生病院見学会のご案内

当院の臨床研修を希望する医学生を対象に病院見学会を開催いたします。
臨床研修の必修化に伴い医学生の皆様は、研修先病院についていろいろ研究されていることと思います。
実際に自分の目で見ていただくことで、より理解を深め、また当院の魅力を感じていただきたいと思います。
平成30年3月医学部卒業予定者で当院での臨床研修を希望される方は、下記を参照いただき、お申し込みをお願いします。
皆様のご参加をお待ちしております。

対象者 医学部学生(平成30年3月医学部卒業予定者)
開催日時 ①平成29年3月23日(木)13:00~
②平成29年3月28日(火)13:00~

どちらかの希望日を申し込みください。希望者多数となった場合は、

お断り又は参加日の変更をお願いすることがありますので、

予めご了承ください。


当日の日程等 集合時間 13:00(時間厳守)
集合場所 本館2階・第一会議室
終了時間 16:00(予定)
持参するもの 白衣・筆記用具・ネームプレート(普段ご使用のもので結構です)
見学内容 当院の卒後臨床研修についての説明、副院長・診療部長と見学者との質疑応答、病院内見学、現在当院で研修中の研修医との懇談など
申込手続 医学生病院見学会参加申込書 」(様式1)をダウンロード(印刷)し、必要事項をご記入の上、下記当院人事課宛にメールにてお申し込みください。
E-mail:jinjika@okayama-med.jrc.or.jp

お申し込み・
お問い合わせ先
〒700-8607
岡山県岡山市北区青江二丁目1番1号
岡山赤十字病院 人事課
TEL:086-222-8811
FAX:086-222-8841
E-mail:jinjika@okayama-med.jrc.or.jp

当院初期臨床研修の概要

はじめに

岡山赤十字病院は、あなたのキャリアアップを応援します
医師になって最初の2年間は、最も重要な期間です。当院では毎年十数名の方が初期研修を修了していますが、皆さんどこでも通用する実力をつけています。

プライマリケアに必要な実力がつく

 救命救急センター外来での研修で、幅ひろい疾患を経験することができます。2年間あれば、ほとんどの主要な疾患を経験できますが、これが臨床医にとって最も貴重な財産になります。

十分な指導を受けることができる

 各部門の指導医がマンツーマンで指導します。上級医師のそばで見て、自分で考え、自分で行ってわからないことを質問する。また、たくさんの先輩(1年上の研修医や後期研修医)から身近に助言が得られます。

将来について考える材料と機会がある

 いろいろな診療科で研修を行いながら将来について考えることができます。また院内だけでなく、岡山地区は情報が得られる研修会・研究会などの機会が多数あります。

研修生活を楽しむ

 研修生活は当直業務など決して楽ではありません。ただし当直回数は月3-4回とし、当直明けには帰宅できるなど過労にならないように配慮しています。夏期休暇などのリフレッシュのための年休も保障されています。また、なによりもたくさんの研修医仲間や先輩との交流があります。当院では、いまだかつて研修を中断したひとはひとりもいません。

研修医の声を後輩の研修に生かしています

 例年、研修医のアンケートなどで研修医の意見を取り入れて翌年からの研修のやり方を変更改善するように努めています。あなたの声も後輩のために聞かせてください。

百聞は一見にしかず

 ぜひ、病院実習や見学会で体験し、先輩研修医の声を聞いて参考にしてください。

先輩研修医の声

1年目研修医 M

 皆さんこんにちは、岡山赤十字病院初期研修医1年目のMと申します。今はまだ多くの方が部活や遊びなどに励んでおられる時期かと思いますが、今後医師国家試験や初期研修先の病院を決めるなど多くの課題が待ち構えていることも薄々感じ始める時期かと思います。今回は私が岡山赤十字病院を初期研修先として選んだ理由や、実際に研修してみての感想などを簡単にご紹介させて頂きたいと思います。
 私が当院を研修先として選択した1番の理由は、岡山県内では数少ない三次救急まで対応している救命救急センターを有しており、軽症・重症を含め多くの症例を経験することができると考えたからです。実際4月早々に急性大動脈解離や脳梗塞など多くの重症症例を経験することができました。診断のために必要な問診、身体所見、各種検査や具体的な治療方法についても上級医からきちんとその場で指導を受けることができ、大変勉強になりました。また、各科のローテーションについても当院は非常に多くの専門科を有しており、将来の志望科以外の知識も幅広く習得することができると思います。さらに毎週欠かさず研修医向けの勉強会を開催されており、こちらも大変勉強になると思います。
 日々学びに励み時々は同期と飲みに行くなど気晴らしもし、充実した研修生活を送っていると実感しています。是非当院に1度見学に来て頂き、その魅力を感じて頂けたらきっと第1志望になるのではないかと思っています。お待ちしています!!

2年目研修医 Y

 みなさんが初期研修の病院を選択する基準は何ですか?
 私が岡山赤十字病院を選択したのは、2年間の研修の中で医療の原点であるプライマリケアをしっかり身に付けたいと考えたからです。私の場合は学生の頃から将来希望する診療科が決まっていたのですが、初期の2年間は自分の専門領域にとらわれず総合的に患者さんをみる能力を身に付け、今後の診療の礎となるような研修がしたいと思っていました。そんな私のニーズに応えてくれるのが当院での初期研修プログラムです。岡山赤十字病院は県内では数少ない三次医療を担う救急救命センターを有しています。地域の救急診療の中心として、軽症・重症を問わず多くの救急患者を受け入れており、さまざまなケースに対して迅速かつ適切な初期治療を経験することができます。1年目から指導医のもとでファーストタッチから任せてもらえます。ただ症例数を多くこなすだけでなく、正しい知識や手技、臨床判断能力や態度が身についていることを上級医と確認しながら、それらを自分の診療にフィードバックすることができます。各科の研修では指導医からマンツーマンの指導があり、研修1年目から積極的に患者さんと関わっていけるので、責任感と緊張感をもって診療に当たることができます。また研修医のために毎週勉強会が開かれており、診療のスキルアップにつながるような幅広い知識を得ることもできます。同期の数も多く、上級医の先生方との交流もあり、雰囲気のよい研修環境が整っています。
 日々の研修の中で自分の未熟さを痛感させられることも多かったですが、2年間の研修を終えようとしている今、医師としての確かな成長を実感しています。みなさんには病院実習や見学会に来ていただいて、当院の魅力を実感していただけたらと思います。是非一緒に研修しましょう。お待ちしています。

シニアレジデント K

 はじめまして、岡山赤十字病院外科後期研修医です。岡山赤十字病院で2年間初期研修を行った後、現在は外科の後期研修医として勤務しています。
 私が当院での初期研修を選択した最も大きな理由は一次から三次救急まで、幅広い重症度の患者さんの受け入れをしていることでした。一年目のうちは上級医と併診し、二年目になると二次救急までの患者は自らが主体となって診療します。病院内には必ず上級の医師がいますので判断に迷うことがあれば気軽に相談することは可能です。また、市中病院で勤務しながら、多発外傷などを含めた三次救急の現場を経験できることは魅力的だと思いました。
 各科のローテートに関しては一年目に内科系、外科系、麻酔・救急をまわり、2年目は将来希望の進路に応じて柔軟な選択が可能です。各科指導医と1対1の関係で熱心な指導を受けることが可能です。
 また、私の場合は12名の研修医の同期に恵まれました。互いに近況報告や、情報交換、将来の進路などの相談にのってもらえる環境でした。初期研修を終え、皆それぞれ勤務先はかわりましたが現在でも親密な関係は続いています。
 現在の後期研修医の立場から見て、現在の初期研修医は皆それぞれ充実した研修を送っているように思えます。ぜひ一度見学にきていただき当院での研修を検討していただければと思います。

シニアレジデント M

私は岡山赤十字病院で2年間の初期研修を終え、現在は後期研修医として働いています。
この岡山赤十字病院を選んだ理由は、3次救急を扱う病院であり、様々な症例を経験できると思ったからです。
実際に2年間を振り返ると、実に多種多様な症例を経験することができました。救急外来での研修では、内科・外科・小児科の患者さんが軽症から重症まで、昼夜を問わず来院する中で診断・治療に第一線で関わります。また各科研修では、地域の中核病院として急性期疾患から慢性期疾患まで、こちらも幅広い症例を経験することができます。研修は自由度が高く、働き方や科の選択も自分の希望次第で大きく変えることができます。私自身、3年目以降の専門科を決めたのは2年目の夏でしたが、内科・外科問わず多くの科で充実した研修を送ることができたからこそ、ギリギリまで迷ってしまったのだと思います。将来進む道が決まっている人はもちろん、まだ将来を決めかねている人にもオススメできる研修プログラムだと思います。

臨床研修について

【初期研修について】

1.平成29年度臨床研修の概要

 平成16年に始まった医師臨床研修制度は、社会に大きな影響を与えたため、段階的に改正が行われています。平成22年には弾力化プログラムということで当初の7科必修プログラムから、3科目必修、5科目中2科目を選択という自由度の高いプログラムが許可され、多くの病院がそれに移行しています。さらに、平成27年度にも制度変更がおこなわれました。研修の到達目標に変化はありませんでしたが、地域枠学生を主体として卒業生が増えてきたため、多くの都道府県で研修医定員が増えており、岡山県定員は244名に増え、194名がマッチしました。当院も定員15名に増えフルマッチしました。今後は、5年後の平成32年度に予定されている改正は、到達目標、研修科目、評価方法などが大きく変わると思います。
皆さんが注意しておく必要があるのは、現在専門医制度の改正にともなうプログラムの作成、申請が進行していることです。平成29年度からの後期研修ついては、後ろに詳しく解説してあります。
 それでは、岡山赤十字病院の初期研修の概要をご説明いたします。2年間の研修期間のうち、必修科目とされているのは、内科6ヶ月、救急3ヶ月、地域医療1ヶ月です。外科、小児科、産婦人科、精神科、麻酔科は選択必修科目で2部門以上を経験することが義務づけられています。ただし、研修修了認定の際に必須であるレポートのうち精神科領域の統合失調症とうつ病、外科手術症例レポートです。これらは入院症例を受け持って作成するものですから、選択必修科目とはいうものの実際には必修に近いと考えなければいけません。
当院では、厚生労働省が提示した制度変更案を具体的に実情に合わせてどのように運用するかについて、委員会で議論し、毎年アンケートを行って皆さんの先輩研修医の意見も聞き、平成29年度についても以下のように運用しようと考えています。
 必修科目である1年目の内科6ヶ月、救急3ヶ月、2年目に地域医療1ヶ月は動かすことはできません。具体的には、内科は、総合内科、血液内科、腎臓内科、消化器内科、肝臓病内科、呼吸器内科、循環器内科、糖尿病・内分泌内科、神経内科、膠原病・リウマチ内科、脳卒中科の11部門のうち3~4部門を選択して研修を行います。救急研修は、2年間を通じて内科系、外科系、小児科の3系列での救急当番、日直、当直を週1回程度継続して行いますが、1年目の救急部門3ヶ月間については、2次3次救急の救急部研修、ICU管理および気管内挿管や血管確保の技術修得を目的とした麻酔科研修も含まれています。2年目の地域医療については、平成27年度から研修施設が増えました。従来の湯原温泉病院、成羽病院、大原病院の3病院に加えて、市立備前病院、市立日生病院、瀬戸内市民病院の3病院が研修先になりました。さらに平成28年度から金田病院が参加して7病院になりました。この7病院の中から2病院を選択して研修していただく予定です。これは、主に在宅医療やへき地医療の研修です。
 次に選択必修科目についてです。1年目の選択必修期間3ヶ月間のうちに、原則的には精神科と外科(特に希望があれば整形外科、脳神経外科でもよい)は最低でも1ヶ月間研修していただくようにお勧めしています。これは、先ほど申し上げたように修了認定の際に必須項目である精神科レポートと外科手術症例レポート作成に最低でも1ヶ月はかかるからです。精神科は、岡山大学精神科神経科あるいは岡山県精神科医療センターへ1ヶ月出向していただいています。また、当院の救急外来研修は、内科系、外科系、小児科の3系列に分かれていますが、一度に3部門を研修するのは無理があるため、1年目に内科系、外科系の救急研修を行い、2年目には小児科の救急を経験していただいています。このため2年目には最低でも1ヶ月間の小児科在籍を勧めています。麻酔科については、救急部門の3ヶ月間に含まれていますので選択必修科として履修する必要はありません。産婦人科についてはこの期間に履修することが可能です。選択必修期間は原則1年目に設定してありますが、場合によってはこの期間に選択研修を行い、地域医療、小児科、精神科などを2年目に研修することも可能です。以上の内容を図示すると以下のようになります。

 

1年目 内科(6ヶ月)・救急(3ヶ月)・選択必修(3ヶ月) 2年目 地域医療・小児科・選択研修(10ヶ月)

 最後に、選択研修についてご説明いたします。2年目の地域医療の1ヶ月間と小児科1ヶ月間の残り10ヶ月間が選択研修期間ということになります。弾力化プログラムの趣旨に基づいて将来の専攻部門を考えて、関連ある部門を選んで研修していただきたいと考えています。総合病院としての当院の特徴である多数の診療科から単科を選択して研修することもできますが、皆さん自身の将来に必要な診療科をいくつか組み合わせることも可能です。また、2年間で2科目以上の選択必修科目を履修するという条件をみたしていれば、1年目の選択必修期間に選択研修科を選ぶことが可能です。また、選択研修で、外科、小児科などの選択必修科目を選ぶとこれも1科目と計算されますので、理屈から言えば、最長12ヶ月間選択研修を自由に行えることになります。具体例を挙げてみましょう。

【例1】

内科専攻希望の方です。選択必修科目として外科、精神科、小児科を選択し2年目の選択研修は、内科2部門を選びさらに画像診断の研修のため放射線科でも研修を行います。

1年目 内科(6ヶ月)・救急(3ヶ月)・外科(2ヶ月) 精神科(1ヶ月) 2年目 消化器内科(4ヶ月)・循環器科(3ヶ月)・呼吸器内科(1ヶ月)・地域医療(1ヶ月)・小児科(1ヶ月)

【例2】

外科系志望の方です。選択必修科目として、小児科、精神科を選択し、選択研修として、1年目に整形外科、2年目には外科と脳外科で研修を行います。

1年目 内科(6ヶ月)・救急(3ヶ月)・精神科(1か月)・外科(2ヶ月) 2年目 地域医療(1ヶ月)・小児科(1ヶ月)・外科(7ヶ月)・脳神経外科(3ヶ月)

 以上がプログラムの概要ですが、当院としては今までどおり、幅ひろいプライマリケアの診療能力を取得すること、将来を見据えた専門領域への導入という2点を重点として研修を行っていきたいと考えています。

2.研修の実際

 研修は、必ず担当の指導医を決めてマンツーマンの指導を行います。また、周囲には2年目の先輩や後期研修医がたくさんいますので、身近に具体的な助言を得られます。
 1年目の内科での研修は、臨床医として患者に対する問診、診察法、鑑別診断の思考過程、カルテ記載、処方、看護師やコメデイカルへの指示方法など医療を行う上での最も基本的な研修になります。午前中には検査として、腹部エコー検査、胃カメラ検査などを週1回の頻度で行います。その他、呼吸器内視鏡検査、心臓カテーテル検査も定期的に行われています。午後は、入院患者の診察、ベッドサイドでの処置などが主な研修です。副主治医として、通常10名程度の入院患者を受持ちます。また、各部門の症例検討会、専門カンファレンス、CPCなどに参加します。
 救急部門での研修は、救急部と麻酔科の密接な連携のもとで、2次3次救急への対応、ICUの重症患者の管理を研修します。また、手術麻酔を通じて、救急医療に必要な全身評価、挿管、血管確保、呼吸管理などの基礎的な技術の習得を行います。
 選択必修ということになりましたが、外科での研修は、創傷処置、縫合、穿刺、切開などの外科的処置の基本手技を修得します。さらに、開腹・開胸手術、鏡視下手術の助手として手術に参加し、術後管理を体験します。その他、術前・術後カンファレンス、入院患者検討会、死亡例検討会に参加します。産婦人科、精神科も1ヶ月間選択することが可能です。精神科の研修は、岡山県精神科医療センター(旧県立岡山病院)と岡山大学病院精神科が研修協力病院となっています。
 2年目の地域医療の研修については、地域の第一線病院である湯原温泉病院、成羽病院、大原病院、市立備前病院、市立日生病院、瀬戸内市民病院の6病院での研修を予定しています。
 選択研修科については、全ての診療科を選択可能です。今回の制度変更の趣旨は、2年目にはある程度の専攻科を決めて実際の働き手となることが期待されていますが、1診療科にこだわらずに柔軟に対応していけると考えています。当院は、全ての診療科が優秀なスタッフをそろえており、皆さんを研修医として受け入れることが可能です。

3.当直

 当院では、管理、救命救急、内科系(総合内科、血液内科、消化器内科、肝臓内科、呼吸器内科、糖尿病・内分泌内科、腎臓内科、膠原病・リウマチ内科など)、CCU(循環器内科)、外科系(外科、整形外科など)、ICU(麻酔科)、NICU(小児科)、産婦人科の8系列の日直・当直が行われており、その他の診療科も全てバックアップ体制になっています。
研修医の皆さんには、主として内科系、外科系、小児科の3系列で補助当直・当直を担当し、救急医療・プライマリケアの研修を行います。これら3系列では、1次2次救急が中心ですが、救急部・麻酔科に在籍中には救急専任・専従医師とともに2次3次救急を中心に研修します。この救急研修については、2年間を通じて行うもので、選択研修期間についてもいずれかの系列で日直・当直を行うことになっています。 1年目の研修医は必ず上級医師の随伴のもとに診療を行っており、研修医がひとりで患者を診ることはありません。また2年目の研修医は初診(ファーストタッチ)を任されますが、必ず上級医師が当直していますので、いつでも相談できる体制です。当直回数も1月4回程度で過労にならないように注意しています。当院では、毎日たくさんの患者さんが救急外来に受診しますので、決して楽な仕事ではありませんが、いろいろな症例を経験できますし、これが臨床医としての最も貴重な財産になります。

4.その他

 平成16年度にこの研修制度が始まって以来、当院の研修システムも年々変化してきています。当初は内科系コースと外科系コースに分けて募集しておりましたが、選択研修科の自由に選べるように平成19年度より一本化しました。また、当初選択研修については8ヶ月1診療科としていましたが、必ずしも診療科を決定できない方も多いので、自由に期間設定して複数科選択できるようになりました。平成22年度の制度変更でも極力皆さんが自由に選択できるように配慮しています。
また、平成12年末に新しいセンター棟を新築し、その1階で救急外来を始めて以来、救急患者数は右肩上がりで、数年間で倍増しました。ちょうどこれが新しい研修制度の始まった時期と一致したため、救急外来での研修に混乱がありました。これについても、研修医の診療をスタッフが十分バックアップできるようなっています。また当直明けには入院した患者を疾患別に診療科に振り分けて、はやく帰宅できるように労働環境の整備を行ってきました。また平成20年12月から時間外選定療養費といって軽症の患者さまからは別にお金をいただくことで、いわゆるコンビニ受診が少なくなるように、救急の現場に余裕がもてるように努力をしており一定の効果が出ています。
また、1年目に十分実力をつけていただけるように、毎週1回木曜日の午後5時30分から実際に役に立つミニレクチャー、救急症例勉強会、外科的処置の実技講習、CTなどの画像診断勉強会を平成21年4月から始めました(SR木曜会)。これは、すでに以前から個別に行われていたもので、1級2級先輩の指導、講義やSR同士で自主的に行っているものです。この度これを一本化して全員が参加できるように時刻を決めて週1回実施するようにいたしました。所属している診療科から完全に離れて、1年目研修医全員が集まることができるようになりました。SR木曜会は好評ですので継続していく予定です。
このような当院での研修システムの変化は、先輩研修医の人たちの意見を取り入れたものです。皆さんの声も後輩のために聞かせてください。
百聞は一見にしかず。実際に病院見学・実習に来て体験し、先輩の研修医の声を聞いて参考にしてください。
その他、病院全体の動きとしては、隣接する住宅展示場用地を購入して新病棟(200床)の建設が平成27年5月に完成しました。この内には新しい放射線治療施設、外来化学療法室も含まれています。また20床の独立型の緩和ケア病棟が平成26年春に稼働を始めています。

病院実習と見学

 病院での実習をご希望の方は、希望実習内容、希望日時を人事課までE-mailで御連絡ください。また、病院見学会については、ホームページをご覧ください。