1.診療科について
当科の紹介
形成外科とは、病気やケガ、先天異常などによる組織の変形や欠損に対し、専門的な技術を用いて見た目と機能の改善を図る診療科です。幅広く、さまざまなケガや病気の治療を行っています。
当院は地域がん拠点病院であり、皮膚科と連携して皮膚悪性腫瘍の治療を行っています。また、乳腺外科と連携して乳癌に対する乳房再建も行っています。乳房再建は、自家組織再建にも人工物再建にも対応しています。
当院は3次救急病院として、救命救急センターがあります。形成外科では顔のケガの治療を行っています。また、外傷センターが併設されていて、開放骨折などの重度四肢外傷に対する治療を整形外科と協力しながら行っています
スタッフ
形成外科部長
杉山成史 平成13年卒 日本形成外科学会専門医・指導医
形成外科医師
藤本沙里 平成29年卒
形成外科医師
新田弘一朗 令和2年卒
2.主な疾患と治療法
主な診療内容
- 皮膚のケガ
切り傷、擦り傷、皮膚欠損創、やけどなど - 傷跡、ケロイド
瘢痕拘縮、肥厚性瘢痕、ケロイドなど - 顔のケガ
顔の骨折(頬骨、上顎骨、下顎骨、鼻骨、眼窩など)、涙小管損傷、顔面神経損傷など - 重度四肢外傷
開放性骨折の皮膚軟部組織再建、神経・血管損傷、デグロービング損傷など - 切断指
- 壊死性軟部組織感染症
壊死性筋膜炎、ガス壊疽 - 皮膚・皮下腫瘍
ほくろ、粉瘤(アテローマ)、脂肪腫など - 皮膚悪性腫瘍
皮膚癌の切除および切除後の再建 - 乳房再建
自家組織再建(遊離腹部皮弁、有茎広背筋皮弁など)、シリコンインプラント再建 - 先天異常
母斑、先天性眼瞼下垂症、先天性眼瞼内反症、耳介の奇形(副耳、埋没耳、折れ耳など)、耳瘻孔、臍ヘルニア(でべそ)、多指症、合指症、多合趾症、陥没乳頭など - 眼瞼下垂症、眼瞼内反症
眼瞼下垂、眼瞼皮膚のたるみ、逆まつげなど - 顔面神経麻痺後遺症
- 難治性潰瘍
褥瘡(床ずれ)、下腿潰瘍、足壊疽など - その他
巻き爪、陥入爪、毛巣洞、腋臭症(わきが)など
※レーザー治療、美容外科は行っておりません。
5.外来診察表
外来担当表
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
午前 9~12時 |
勝部/新田 | 杉山 (10時半まで) |
杉山/勝部 | ||
午後 13~16時 |
杉山 |
※初めての方は、紹介状をお持ちください。紹介元を通して、予約を取って頂けます。
※予約の無い方の当日受付は、午前は11時半まで、午後は15時半までです。水曜日は10時までですので、ご注意ください。
※予約の無い方は、休診情報をお電話で形成外科外来受付(代表086-222-8811)にご確認ください。
※外来時間外で緊急を要する場合には救急外来を受診してください。