脳卒中センターのご案内(平成27年4月開設)
脳卒中センターは、
- 院内における急性期治療の構築
- 一般市民への疾病予防および発症初期の対応法などを啓発する
- 地域の救急搬送体制の構築
- 後方支援病院との連携
を目的としています。
【詳細】
脳卒中は寝たきりの患者に最も多い疾患で実にその3割を占め社会的問題となっています。脳卒中の中で最も頻度高い脳梗塞では、早期に治療を開始することで死亡率や後遺症を軽減することができるが、実際に早期に治療が実施できる患者は一部にとどまっています。これには一般市民への啓発が足らず発症初期における対応を知らないことがあります。加えて救急搬送の体制が脳卒中の急性期に十分対応していないこともかかわっています。脳卒中は後遺症を残す患者も多いため急性期治療を担う当院では診療が完結しないためリハビリ病院や在宅復帰に向けた施設との連携が欠かせません。
岡山赤十字病院 脳卒中センター理念
脳卒中に対する迅速な対応と良質な医療の提供をチームで目指します。
基本方針
- 脳卒中に対して迅速かつ適切な医療を提供できる救急体制を構築します。
- 脳卒中に対してリハビリテーションをはじめとする良質かつ適切な医療をチームで提供します。
- 継続的な医療、介護等の支援が受けられるように地域の保健、医療、福祉サービス等と密な連携を図ります。
- 医療スタッフに対し脳卒中に関する専門的知識の普及や、技術向上のための教育、研修に取り組みます。
- 地域住民に対し脳卒中の正しい知識を普及し、またその予防法や初期対応等について啓発活動を行います。
講演会
高度神経センター・脳卒中センター開設記念講演会
平成27年6月19日 岡山赤十字病院 南館一階研修室
高度脳神経センター・脳卒中センター記念講演会
平成29年9月22日 岡山赤十字病院 南館一階研修室
日赤健康講座
「あなたに忍び寄る脳卒中~突然・・・!にうろたえないための脳ハウ~」
平成27年5月16日 岡山赤十字病院 南館一階研修室
「脳卒中について~あなたが第一発見者~」
平成28年5月15日 岡山赤十字病院 南館一階研修室
「脳梗塞のためになる話」
平成29年5月13日 岡山赤十字病院 南館一階研修室