病院機能の紹介(公的指定病院、院内センターなど)

【救命救急センター】 昭和58年4月指定

一次・二次および、三次の重篤な救急患者を常時受け入れることができるよう、専任の医師と看護師が24時間体制で、全診療科医師および病院スタッフの全面的な支援を得て診療にあたり、高度な医療を提供するために努力しています。また、一次・二次医療施設や消防隊との円滑な連携にも力を入れています。

【地域医療支援病院】 平成23年7月指定

地域の人々のニーズに基づく紹介・逆紹介の推進、地域の医療機関等との施設・設備の共同利用、医療従事者の研修等を行うという大きな役割を持つ「地域医療支援病院」に承認されています。地域の医療機関のご支援のもと、「信頼され親しまれる病院に」をなお一層推進し地域への貢献に努めています。

【開放型病院】 昭和61年6月承認

昭和61年(1986)、「開放型病院」として公的病院としては全国で最初に国の承認を受けました。開放病床数は20床で、当初は内科単科。平成9年(1997)に小児科、さらに平成13年(2001)には外科系7診療科の開放病床が承認されました。

【基幹災害拠点病院】 平成24年4月指定 (前【基幹災害医療センター】 平成9年1月指定)

重症救急患者の救命医療を行う高度な診療機能を備えています。
■被災地からの重症患者等の受け入れ、および搬出を行う広域搬送への対応機能を備えています。
■自己完結型の医療救護チームの派遣、医療救護要員の訓練や研修機能を備えた施設です。

【地域がん診療連携拠点病院】 平成15年12月指定

高度で満足して頂けるがん診療の実現のため、各診療科が協力して診断・治療の充実に努力しています。がん登録も早くから実施し、がん診療に役立てています。平成15年(2003)12月に厚生労働省より「地域がん診療拠点病院」に指定され、地域におけるがん診療の拠点としての役割を果たしています。

【地域周産期母子医療センター】 平成12年11月指定

周産期母体・胎児専門医の指定施設です。また、県より地域周産期母子医療センターとして認定され、母体搬送・産科救急にも24時間対応し、ハイリスク妊産婦の管理、分娩を行っています。分娩に関しては、小児科医師の立会いのもと、蘇生・救命が行える体制が整っています。

【へき地医療拠点病院】 昭和56年4月認定

昭和56年(1981)にへき地中核病院の指定を受け、地域住民の健康管理の一翼を担い、その使命を果たしています。へき地診療・巡回健診を実践しています。

【岡山市認知症疾患医療センター】 平成23年10月指定

岡山市が政令指定都市として指定され、H23年より岡山市認知症疾患医療センターが発足し、当院が初めて指定されました。認知症の方とご家族に対して、鑑別診断や治療方針あるいは介護方法、福祉サービスなど種々の相談を電話や面談で行っています。また地域の保健医療福祉関係機関と連携しながら、認知症に関する研修会や広報活動も行っています。

【エイズ治療拠点病院】 平成8年6月指定

当院はエイズ治療拠点病院の指定を受け、HIV感染の方々・エイズ患者の方々の診療を専門的に行っています。またHIV感染の予防、教育、啓発にも積極的に取り組んでいます。院内にはHIV感染患者専用の内視鏡室をはじめとする各種医療機器を整備しています。

【基幹型臨床研修病院】 平成15年9月指定

平成15年から毎年十数名の研修医を受け入れています。独自のプログラムとして毎年11名、その他自治医大卒業生、岡山大学の研修医も受け入れています。平成22年度の制度変更に基づいて、必修科は内科・救急・地域医療になり最長12ヵ月の選択研修が可能となり自由度が増しています。
協力型研修病院として岡大病院精神科、岡山県精神科医療センター、湯原温泉病院、成羽病院、大原病院と連携しています。

【循環器センター】 昭和54年8月開設

急性心筋梗塞、心不全や不整脈発作などの急性期疾患を迅速かつ的確に診療するために、救命救急センターの一翼を担って循環器専門医師による24時間受け入れ体制をとっています。CCU4床と後方病床・一般病床39床からなり、モービルCCUを運用し、緊急心臓カテーテル治療を含む最先端の心臓病治療を行っています。

【健康管理センター】 昭和60年5月開設

がんの早期発見そして肥満や糖尿病・脂質異常症・高血圧症などの生活習慣病の発見と生活指導のために人間ドックを開設。「病気になる前に予防を」「40歳になったら健康チェックを」と呼びかけています。

【糖尿病センター】 昭和60年5月開設

糖尿病は無症状に血管合併症が進行するため、適切な早期指導が必要です。糖尿病専門医、眼科医、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、理学療法士、医療ソーシャルワーカーによるチーム医療により、充実した糖尿病療養指導(集団および個別指導)を行っています。

【リハビリテーションセンター】 昭和60年5月開設

医師2名、理学療法士9名、作業療法士3名、言語聴覚士2名の体制で、リハビリテーション科・整形外科外来を窓口に、各診療科の指示のもとに活動。外傷や疾患で失われた機能の評価、早期よりの機能訓練に努め、患者の皆さまの社会復帰を目指しています。

【がんセンター】 平成1年4月開設

がん診療連携拠点病院としての役割を十分に果たすため、外来がん化学療法、がん相談支援事業、緩和ケアチーム活動、専門医による放射線治療、がん登録、キャンサーボードなど活動を行っております。また、年4回の病院職員・医師会員を対象とした研修会や市民公開講座も開催しております。

【検査センター】 平成1年4月開設

臨床検査技師による採血から始まり、精度の高い検査結果を迅速報告することで、診療支援を行い、患者の皆さまのニーズにお応えするよう努力しています。輸血検査を含む救命救急の検査は24時間いつでも可能で、救急医療にも貢献しています。

【手術センター】 平成1年4月開設

手術室8室(無菌室1室、手術台数9台)を備え、救命救急センター棟、ICU、CCU、カテーテル検査室と同一フロアーで有機的に連結しています。年間手術件数は4,900例で、そのうち緊急手術が15%あります。内視鏡下の手術も積極的に取り入れ、安全で良質な手術を行っています。

【放射線センター】 平成1年4月開設

放射線科のみならず複数の診療科が放射線医療機器を用いて診療するスペースです。X線テレビ、DSAなどの共同利用が中心となっています。各診療科医師やコメディカルなどが連携を密にして診療を行っています。また放射線安全委員会を設けて診療の円滑化を図っています。

【内視鏡センター】 平成12年11月開設

内視鏡検査・治療部門と内視鏡手術部門からなり、内視鏡室では消化器、呼吸器を中心とした最先端の診断、治療内視鏡が専門医の下で行われています。

【がん相談支援センター】 平成19年9月開設

「がん相談支援センター」では、がん患者やご家族の方が安心して療養生活が送れるよう、がんに関する様々なご相談をお受けしています。院内外を問わず、地域の方にも利用していただける窓口です。専従の相談員を配置し、より専門的な対応が必要な場合は、医師、薬剤師、認定看護師などによる二次相談も行っています。

【臨床研修センター】 平成21年4月開設

【鏡視下手術センター】 平成24年4月開設

        

当院で数多く行っている鏡視下手術の安全性・成績向上を目的に設立致しました。主に以下の活動を行っております。

  • 「鏡視下手術安全施行ガイドライン」の管理(遵守状況や更新など)
  • 日常手術における疑問点をカンファレンスなどで解消
  • 鏡視下手術で使用される医療機器の安全使用や使用の効率化を目的とした管理
  • 研修会における各部門の現状報告・情報共有と,技能向上を目的とした外部講師招聘による最新知識の学習など

特に研修会での講師招聘について、招聘希望の講師がおりましたら推薦も受け付けております。推薦は内部職員・外部の方から、また自薦他薦も問いませんので遠慮なくおっしゃって下さい。

【気胸センター】 平成24年12月開設

気胸とは、肺に穴があき肺が縮んでしまう状態をいいます。気胸は外傷性気胸と自然気胸に分類されますが、それぞれ原因と病態が異なるため、さまざまな分野の専門医が治療には不可欠です。当院では、呼吸器外科医をはじめ、呼吸器内科医や救命救急医など各分野で中四国を代表する専門医が多数在籍しており、多様な病態に備えています。また、センターでは地域住民への高度医療の提供だけでなく、他の医療機関と連携しながら気胸の病態や治療方法の研究・開発も行いたいと考えています。

【IVRセンター】 平成26年4月開設

循環器内科(特に不整脈科)、脳血管内治療外科、心臓血管外科、放射線科、肝臓内科など多くの科が協力して、頻脈性不整脈、脳梗塞、急性末梢動脈閉塞症、多発性外傷、肝臓がんなどの多岐にわたる治療を積極的に行っています。

【自己免疫疾患センター】 平成26年7月開設

 2014年7月、自己免疫疾患センターが開設されました。リウマチや膠原病に限定したセンターは全国にありますが、原因や治療のターゲットをより明確にした「自己免疫疾患センター」はほとんどなく、当院独自の特色です。ただ、自己免疫疾患は、膠原病やリウマチ性疾患よりも、より多くの病気を含みますので、「挑戦的」な試みと言えます。 関節リウマチをはじめとした膠原病、自己免疫疾患をお持ちの方は約1〜2%で、決してまれな病気ではありません。その症状は、どの臓器が自分の免疫から攻撃されるかによって極めて多彩です。従って、一人の患者さんがしばしば複数の専門診療科を受診しています。 自己免疫疾患センターは、11の専門診療科と4つのコ・メディカル部門の参加からスタートしました。より良い、高度な医療を提供するために、この専門診療科の垣根を越えた協力体制を確立させ、拡充させていくのが当センターの使命です。

【高度脳神経センター】 平成27年4月開設

脳神経系疾患を診ることが可能な医師(神経内科、脳卒中科、脳神経外科)がチームとなり高度脳神経センターを形成し、脳神経系当直を行い、24時間体制で患者を受け入れることができます。

【脳卒中センター】 平成27年4月開設

脳卒中センターは、①院内における急性期治療の構築②一般市民への疾病予防および発症初期の対応法などを啓発する③地域の救急搬送体制の構築④後方支援病院との連携を目的としています。

【化学療法センター】 平成27年5月開設

患者さんが家庭や社会生活を維持しながら、生活の質(QOL)を損なうことなく治療に専念できることが重要になります。当院では、病院でありながら病院らしくない空間を目指して、一面の窓からの自然な採光やフローリング・壁紙の工夫、リラックスできる音楽、ドレッサー付のトイレ、季節を感じられる室内装飾など環境に配慮しています。また、ベッドに備え付けのテレビを見たり、食事できたりと治療中の患者さんのQOLの向上に努めています。さらに、面談室や家族サロン、図書コーナーも備えており、安心して治療を受けることができます。
その一方で、安全かつ適確な化学療法を行うことも重要です。そのため、医師・薬剤師・看護師の専任スタッフが中心となり、「レジメン登録」や「手順書の整備」、「患者さんに副作用と対処方法の説明」などを行っています。化学療法センターには、専用の調剤室やエマージェンシールームを新設しました。また、多職種によるチーム医療を行うことで治療の質と安全を高め、患者さんや家族の心身両面の支援ができるように努めています。

【超音波センター】 平成27年10月開設

超音波(エコー)検査は腹部、心臓、血管、産婦人科、乳腺、甲状腺、関節など全身の臓器が対象となります。近年の超音波の技術革新と診断能の向上はめざましく、ますます欠かすことのできない検査となっています。超音波センターでは各分野の担当者が集まり、情報交換、技術指導、協力を通じて病院全体として超音波検査をさらに推進し、患者さんに役立つことをめざしています。

【入院支援センター】 平成27年12月開設

 患者さま、ご家族の方が抱える不安を少しでも軽減し、安全な検査・治療が受けられるよう入院についてのご案内を行っています。医師、看護師だけでなく医事課職員、薬剤師、栄養士、MSW等と連携しながらチームでサポートしています。 また、医療費、各種書類、様々な制度に関する質問にも一人一人に応じてわかりやすく説明しています。

【外傷センター】 平成30年4月開設

 我が国には国内に救命救急センターが約250存在しており内因性・外因性ともに重症患者が集約されますが、そこには必ずしも外傷の専門家がいるわけではありません。よって重症外傷患者は救命ができても社会復帰が難しい症例が存在していることが予想されます。
 外傷患者が助け出されてから社会復帰するためには救命救急医が「避けられた外傷死」を減少させ、そこから外傷整形外科医が「避けられた外傷性身体障害」を減少させる構図が理想的と思われます。外傷は重症になればなるほど管理は難しくなり、全身の様々な部位に障害や不具合が生じるためトータルマネージメントが必要となります。病院全体でどこまでハード面、ソフト面の資源を投入できるかということがその患者の生命予後と機能予後を大きく左右すると言えます。
 当院ではこれまでにも重症外傷患者治療において実績と経験が多くありますが、このたびより充実した外傷治療を目指して外傷センターを設立することとなりました。形成外科医も常勤となりこれまで以上にフットワーク軽く対応可能となっています。

【乳腺センター】 平成30年4月開設

 乳がん治療は日進月歩でめまぐるしく進化しています。当院では、ガイドラインによる治療を原則に、 個々の身体機能、併存疾患、認知機能、社会支援などを検討し、治療法を決定しています。また以前より、術後のボディイメージが損なわれることによる生活の質の低下も問題視されており、整容性にも配慮した乳癌術式として乳房再建が最近広く行われるようになってきました。このように近年の乳癌治療は、乳腺外科単独ではなく、他部門と連携した『チーム医療』としての総合力を強化する必要があります。当院では、主として放射線診断科、放射線治療科、病理診断科、形成外科、緩和ケア科、認定看護部門などと緊密に連携し、より正確な診断、より高度な治療を行うために乳腺センターを開設しています。